木流し、木馬引き、木挽き



木流し、木馬引き山と川をぬきにして、道志の生活は考えられません。山仕事は村に人が住みついて以来の生業で、江戸時代には「七色山稼ぎ」といわれ、雑器・笹板・大板・杓子・箸・炭・下駄の七品を作って大切な生活の糧としてきました。山から切出してきた丸太を命がけで木馬引きなどで道志川まで運び、津久井まで木流し、丸太や製材ににして遠く江戸まで運びました。



 山仕事の道具



 ▼木挽き鋸


 木挽きの鋸には横挽き用と縦挽き用の2種類あります。



▼トビ口




木流しの丸太を寄せたり押したりする道具。

▼ちょうな



丸太を材木に削る道具で、今のかんなのようなものです。



木挽き


昔、「丸太を切ったり、製材する仕事をする木挽きさんほどよく働くものはいない」といわれていました。朝早くから、夜お星様が頭の上で輝くまで”木挽き鋸”を引きつづけたものです。”木挽きの大食い”といい、一日に一升は食べないと身がもたないほど重労働でした。