「新拍子」の舞


 雌神楽をかぶる。この舞は、「神を慰める舞」と言われる。奉納舞いで、最初に舞う。舞い初め・神楽出しでも同じである。
 新拍子は、「女舞い」とも言われ、静かな、優雅な舞いである。特に、弊の舞に於いては、華やかさ優雅さが際だつ。振りや仕草には、女性が係わる炊事、洗濯、育児といった家事を想うわせるようなものも感じられる。太鼓方が唄う唄にも、自然美や、人事・人情等生活感がにじみ出ている。
 狂いの舞いは変身して頭を激しく振り、髪を乱して迫力がある。別に「蚤食い」ともいわれる。